『Natural Therapy Kakara』のオーナー大山カオルさんに、冬のお肌とケアについて伺いました。

冬のお肌は、血流を良くすることと、しっかり保湿が大事です。
秋から冬にかけ、夏の間に開いていた毛穴は閉じた状態になります。体が内側にエネルギーを蓄え始めるので、お肌表面のへの血流が悪くなり、栄養がいきにくく、ターンオーバーも遅れがち。顔色のくすみや、皮膚の乾燥も気になりますね。マッサージや運動で血流を良くして温め、保湿ケアでお肌の乾燥を防ぐことが大切です。

クーネのツバキオイルの素材と製法を知れば知るほど、感動します。まるで宝物のようです！
オレイン酸豊富で人の皮脂膜に近いため、保湿に最適な椿油ですが、クーネのように殻を全て取り除いてから、きれいな実だけを非加熱で圧搾した椿油は、これまでに聞いたことがありません。宝物を見つけた気分です！濃厚ですが、べたっとした感じがなく、軽さがあります。お肌につけると艶っぽくみずみずしくなり、冬の大気や暖房等による乾燥から守ってくれます。
また、未精製なのに香りがほとんどないものはとても貴重です。精油の香りを引き立ててくれるので、アロマテラピーにも最適なオイルです。

さらに乾燥が気になる所には、リップ＆スキンバームを薄く伸ばして頂くのがおすすめです！

ツバキオイルでアロマテラピー。植物の香りと共に、心地よく愉しくケアしましょう。
ツバキオイル約10mlに１～２滴精油を加えてお使い頂けます。数種類をブレンドしても良いと思います。お好きな香りを選ぶのも良いですし、植物のどこの部位から抽出された精油かによって選ぶのも一つかと思います。精油は、植物の葉、花、木、果実、果皮、根っこなど、様々な部位から抽出されています。それぞれに特徴や役割があります。葉は触ると香りを出して虫などから身を守ります。花は生殖器なので、ホルモンバランスと関係がありますし、花びらを開いていろいろな物事を受容します。果皮は外と接しながら中をしっかり守る力があります。根っこや木は地に足をしっかりとつけています。異なる特徴を備えた部位の香りが、それぞれの役割をもって私たちの本来持っている力を引き出してくれます。植物の香りは、まるで魔法ですね！

ツバキオイルは万能です。全身にお使い頂けます。
①いつものスキンケアにプラスする
化粧水、クリームの後、ツバキオイルを３滴くらい手の平に伸ばして温めて、お肌にやさしくつける。
②オイルパック
たっぷり塗って、ラップや蒸しタオルでパックする。
③オイルマッサージ
手のひらにオイルを伸ばして、やさしくマッサージ。
④クレンジングオイル
お肌にくるくる馴染ませる。拭き取るか、洗顔フォームで洗い流す。
⑤頭皮マッサージ
指の腹に馴染ませて、シャンプー前に頭皮をマッサージ。少し置いてからシャンプーで洗い流す。
⑥ヘアオイル
髪をセッティングする際にほんの少し馴染ませる。髪がツヤツヤに。
※精油を原液でお肌につけることはおやめください。必ずオイルなどで希釈してご使用ください。

Natural Therapy Kakara
神奈川県相模原市緑区牧野5570　ふじのアートヴィレッジ

（つなぐつながる 2021冬  vol.22より）