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「藤野ライトハウス」 tsuna 2023a

fair trade & organic & ecology & 東北応援

藤野ライトハウス オーナー 上條理絵さん

大海原を航海する時、自分がどこにいるのか、その目印となる「灯台(ライトハウス)」。クーネ歴10年の上條さんが照らしているのは、一人一人が自分を大事にして、人とつながってつくる平和な未来。お話を伺いました。

「あなたの肌が潤う時 東北の少し良い明日に向かっている」 大好きなフレーズなんです。

クーネが誕生した2013年秋にこの店を開業。一緒にデビューできたことが嬉しく、それからずっと私の日常にあることにもじんわり嬉しさを感じています。10年使い続けられる商品って、なかなかないですよね。余計な素材は徹底的に使用せず、お肌にやさしい岩手の自然の恵みが、この価格設定にしては信じられないくらい贅沢に使われていて。強い方ではない私の肌が、これまで大きなトラブルを起こすことなく健やかでいてくれたのは、きっとクーネのおかげ。赤ちゃんからお年寄りまで安心してご利用頂ける、心の底から一押しコスメです!

◆ご愛用アイテム ローション&クリーム

最近クリームの使用量を増やしました!秋冬は特に肌の乾燥がひどいのですが、ローションの後、クリームをたっぷり取って、手のひらの温度も利用して、しっかり丁寧に肌に塗り込むと、量を多くしてもベタつきもなく、翌朝のコンディションがとても良いのです。ちょっと贅沢だけれど、余計なものを使わずにすみますし、かえって良いのです。最後まで使いたいから絶対手では取りません。雑菌が入らないように最後までスパチュラを使います。化学的な防腐剤や添加物等が入っていないので、“生もの”と思って扱っています。食べる物も、肌につける物も同じですね。

◆ご愛用アイテム シャンプー&コンディショナー

頭皮が痒くなったり、ブツブツができることもあったのですが、クーネに変えてからはトラブル知らず。使い心地がやさしく、即効性があるものではないので、長く使って良さが分かる商品だと思います。

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出会いに導かれて

20代は看護師として仕事に没頭していましたが、体を壊してしまって。社会のために自分に何ができるか模索していた時に、環境破壊や貧困、戦争・・・色々な問題が根っこでつながっていることに気付き、その解決手段の一つとしてフェアトレードを知りました。たまたま参加したイベントで出会った元「パッチワーク」のオーナー長谷川輝美さんにネパリ・バザーロを紹介頂き、そこから6年働かせて頂きました。その後移住先の藤野で、出会った方からの導きがあって、お店を開くことになりました。

お店をやらせてもらえてありがたいです。
3.11で釜石の実家が被災した時、母が美容室をやっていたことによって救われた姿を目の当たりにしました。震災で大変な状態の町でも、美容師としての役割があることで母の居場所があったんです。私もですが、お店が人とも町ともつながるツ―ルになってくれています。

ネパリでは「人を信じること」を学びました。
ネパリで働いていた時に3.11がありました。震災支援で、毎月何回も現地を訪ねる姿を見て、信頼関係ってそういうことで生まれていくんだと学びました。仕事では失敗もたくさんしましたが、それでも私を信頼して仕事を任せてもらえて。そしたら頑張るしかない、私ができることで支えられることは全力でやろうって思えました。

平和な社会であってほしい。自分を大事にしましょうね。
自分にできることを丁寧に積み重ねていくことって、自分を大事にすることだと思うんです。一人一人ができることって、積み重なると計り知れませんよね。力が発揮できるように、自分を整えて、内側から平和をつくっていきましょう!

藤野ライトハウス
神奈川県相模原市緑区小渕1705-2F
TEL:090-4822-6741
Open:木金土 12:00~17:00

JR藤野駅から徒歩3分。「量り売り部」部員が利用できる、量り売りコーナーも!地域の仲間と共に育んできた、愉しく暮らす工夫が詰まっています。