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美味しい時間 tsuna26 2022w

つながりにありがとう

2022冬カタログに、生産者の方々がメッセージをお寄せくださいました。ご紹介いたします!

チョコレートに入っている黒糖は、西平黒糖さんから!
西平黒糖 具志堅敦子
昔ながらの製法で黒糖を作り続けて半世紀。年々サトウキビ生産農家の減少が気になる中、黒糖製造も課題となります。現在は少しずつですが、サトウキビを生産し原料の維持に努めております。

今年は台風の影響もなく天候に恵まれ糖度の高いサトウキビを収穫することができました。チョコレートを通して黒糖を皆様に食べて頂き、温かいお便りが嬉しく黒糖製造の励みになります。今後の願いはサトウキビの生産農家の増加です。それにより沖縄の食文化である黒糖をひとりでも多くの方々へ発信し次世代へ繋いでいくことを目標にします。

そろそろ成熟したサトウキビの収穫が始まり新糖の黒糖製造となります。今後とも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

ネパール・カレーのパッキングやリサイクル封筒作りを担って頂いています!
サポートセンター径 スタッフ 高橋恒平
ネパリ・バザーロの皆様からは「ネパールカレーお肉用」のパッキングと、通販用のカタログをリサイクルして封筒を作るお仕事を提供していただいています。

事業所や近所のお得意様に売るだけではなく、全国で販売される商品に携われるということもあり、利用者のみなさんはカレー作りの際、より一層真剣な様子で取り組んでいます。足腰が弱くて車の乗り降りをするのも大変な利用者さんも毎回必ず一緒に納品に参加し、みんなで作った商品が納品されるのをとても楽しみにしています。

この春から、作業を担う班に新しい仲間が増えました。先輩たちに作業手順を教わりながら、とても元気に仕事に取り組んでいます。そんな新しい仲間が、先日ネパリ・バザーロさんのカレーを実際に食べてとてもおいしかったと伝えてくれました。自分が携わっている仕事で出来た商品を実際に自分や家族とで手に取ることで、より仕事の実感ややりがいを持てたようでした。

また、後輩が入り日々仕事が上達する様子を間近で見ることで、これまでネパリ・バザーロさんからの仕事に取り組んでいた先輩たちも、より意欲が湧いてきているように感じます。

コロナ禍で外部からの仕事が思うように出来ないことも多い中、ネパリ・バザーロさんから頂いている仕事は継続して日々取り組めていること、径の利用者さん、スタッフ一同とても感謝しています。その気持ちを精一杯込めて作っているカレーやリサイクルの封筒を、ぜひお手に取っていただけると幸いです。

まどか工房さんのシナモンクッキー&ジンジャークッキーは大人気!
まどか工房 スタッフ 種市朋子
私達『まどか工房』は、クッキーを始めとした焼き菓子を作っている障害者作業所です。コロナ禍前までは、ネパリ・バザーロ様のクッキーの他にも、自主製品でマドレーヌやシフォンケーキ、季節のケーキなども作り、区役所や各地のお祭りなどに出店し販売をしていました。

しかし、コロナウィルス感染の拡大により、焼き菓子を置かせてもらっている喫茶店では営業を自粛し、販売活動も軒並み中止となり、焼き菓子を売る場がどんどん減っていきました。

季節のケーキを作るのが大好きな利用者は作る機会が全く無くなり、毎年冬が近づくと「抹茶のチーズケーキはいつ作るの?」と支援者に聞いていたのですが、今ではそれもなくなってしまいました。

そんな中でも、ネパリ・バザーロ様からのご注文はずっと続いていました。私達の仕事の場が失われず、今もクッキーを作り続けられることを、私達一同、大変感謝をしております。クッキーを買ってくださった皆様を裏切らないように、心を込めてこれからも美味しいクッキーを作っていきたいと思います。

太陽と大地の恵みがいっぱいにつまったティーダ黒糖は絶品です!
ノイベナ農園 稲福智裕・杏子
こんにちは。ノイベナ農園の稲福です。ティーダ黒糖へのたくさんのご感想ありがとうございます!もちろん自分たちがおいしい!!!と納得したものをお届けしているのですが、お客様のびっくりされた黒糖への反応を読ませていただくと、とってもうれしくて、ニヤニヤが止まりません(笑)。手間暇の多い作業で大変なこともありますが、そういったお声がとても励みになっています。2人で栽培から製糖、製品のパッケージまで行っているので、毎週一回の製糖だと、畑の手入れなどの遅れが出てしまい、まだまだ課題もありますが、やはり、農薬や化学肥料に頼らない、太陽と大地の恵みで育ったサトウキビを栽培し、大量生産はできませんが、昔ながらの製法で作る黒糖作りを、これからも続けていきたいと思っています。だれもが安心して食べられる美味しい黒糖作りをめざして!

作る人と食べる人。このつながりに関わる全てのみなさまに感謝を込めて。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

(つなぐつながる 2022冬 vol26より)