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カタログ編集後記 2022

2022年冬カタログ つなぐつながる vol.26

9月中旬の3連休は毎年恒例の陸前高田での椿の実の収穫ツアー。事務所と工房スタッフ、仲間や家族と収穫の秋と交流を楽しみました。4歳から9歳までの子ども達が7人も参加!賑やかなことこの上なし。植樹して9年が経った椿たちも年々成長著しく、実をたくさんつけてくれました。昨年の倍以上の収穫に皆で大拍手!孫が母親の胎内で植樹参加(?)した椿の木が昨年はまだヒョロヒョロで実がついていませんでした。見事に育った木もあるのに・・・と、比べ、もっと頑張れ!と、文句を言いたくなりましたが、今年は誇らしそうに大きな赤い実をたわわにつけていました!謝りたいのと誉めたいのとで苦笑い。昨年は虫とりに夢中だった子ども達もたくさんの赤い実に刺激されてか頑張って収穫していました。お宿の支配人も「毎年の子ども達の成長が楽しみ」と言ってくださる。椿の成長と子ども達の成長、両方楽しめる収穫ツアーです。(春代)

コロナ感染が始まり、暫く訪問できなかったネパール、この冬ようやく訪問予定です。その様子は、活動報告書などでお知らせできればと思います。それから、土屋春代の風来坊便りが始まりました。東京都にある伊豆大島の島民がつくった大島暫定憲法のお話です。この話を初めて聞いたのは、東日本大震災支援で岩手県陸前高田市に入り、電気毛布を配布したり、仮設住宅地で花壇つくりをしていた頃、その陸前高田地域の復興に、昔から使われていた椿油の工房を創ろうということになりました。被災地で椿の実を集めることが難しい頃で、大島の近くにある人口300人ほどの島、利島に伺って、実を集めたり、そこで定期的に開催されていた研究会に参加したりしていました。その時に聞いた大島憲法の話は、現在の日本国憲法に似ていて、これを自前で考えたことに感銘を受けました。大変興味深いお話なので、是非、楽しんで読んで頂けたらと思います。(完二)

今号はLisaチョコレートを使ったレシピです。工房でツヤッツヤに仕上げたチョコレートを溶かして料理に使うなんてもったいない!!と思いもしたのですが、作ってみたら美味しくてびっくり。とりわけチョコレートムースは、スーパーで買ったチョコレートでの試作と比べたら、月とスッポン、天と地、雲と泥、パティシエ作と駄菓子の差。シンプルだからこそ素材の良さが出るのですね。(早苗)

激動の2022年も後少し。目まぐるしく変わる世界と国内情勢。何が起こっているのか、真実が知りたい、学ばなければと焦る日々でしたが、お一人おひとりとのつながりや商品の温もりに触れるたび、大事なものはここにあるんだなと気付かされ、心がほわっとなりました。このつながりが、生きる希望になっているなと実感しています。年末は3年ぶりのネパールです。皆さまのお気持ちと共に行ってきます!(百合香)

一年間ありがとうございました。今年は子供達と一緒に沖縄や、東北へ行くことができ、充実した年となりました。先日椿の実を収穫に陸前高田に行った際には、皆さんで植樹した椿の木がだいぶ大きくなって実も去年に比べてたくさん採れたことに感動しました。植樹の時にはお腹の中にいた長女も、木の根元に自分の名前を発見しそれを写真に収めていました。また来年もどうぞよろしくお願い致します。(ひろ)

夏カタログ発送の際にクーネアンケートを募集させて頂いたところ、たくさんの方がご協力下さりとてもとても嬉しかったです(内心とてもほっとしました・・・)!!読ませて頂いていると、皆さまの暮らしの中にクーネがあること、お風呂場や洗面台から、東北やネパールの生産者の方々につながっていること、世の中の人・モノ・働きのつながりが、目に見える範囲内で循環する心地よさと平和な気持ちに包まれてしまいました。ありがとうございました!そして現在はLISAチョコレートのキャッチコピー大募集中です!共に盛り上げて頂けましたら・・・とても嬉しいです!!(萌)