『Natural Therapy Kakara』のオーナー大山カオルさんに、冬のお肌とケアについて伺いました。

カカラさんのおすすめケア
①洗顔後にツバキオイルを
洗顔後、少量のツバキオイルを顔にのばしてから、ローション、クリームの順番でつけるのがおすすめ。ツバキオイルは、肌に密着してはりつくような感覚です。それからローションをつけると、たれずに肌への吸いつきが良いんです。

②クリームで仕上げて、マッサージ
クリームは、肌にのせるとすーっと溶けて、馴染んでいきます。こんな形状のクリームは見たことがありません！乳液でも、ジェルでもムースでもなく、バタークリームのような感じでしょうか。ローションで保湿は十分！と思っている方も、ぜひクリームを仕上げに使ってくださいね。翌朝のツルツル感が違います。また、マッサージクリームとしてもおすすめです。スキンケアの後、耳の後ろのへこんでいるところをほぐしてあげて、鎖骨の方に流してください。首がすっきりします。

最近、改めてツバキオイルに惚れ直しているところです。
ツバキオイルは、つけた瞬間に肌に密着して吸いついてくれます。それは肌の上にのっているだけではなく、すでに皮脂膜のようになっている感覚です。肌がきらっと光を反射して、トーンが明るくなります。クーネは、使えば使うほど良さが分かる化粧品ですね。新しいコスメが出るとすぐに飛びついてしまっていた私もこれまで職業柄たくさんの化粧品を試してきましたが、今はクーネ一筋です。自分のスキンケアだけならわからなかった効果を、お客様への施術を通して実感することが多く、驚くほどにお肌に透明感が出て、「家に帰ってからもお肌が光っています！」とお客様から嬉しいメッセージもいただきます。肌自体に良質な水分が補われた状態は、海外のブランド品や高価な化粧品、すぐに結果が出るという謳い文句の施術用コスメ等と比較しても優っていると感じます。そして私自身が今、若い時よりも肌の調子が良いんです！

ベビーマッサージは、私の反戦平和運動です。
人は心地よく触れられると“オキシトシン”という愛情ホルモンを分泌し、人を信頼して穏やかな状態になります。赤ちゃんの生後１年くらいの間にオキシトシンをいっぱい出しておくと、その体験が人格形成の基盤になります。今の社会は、いくら平和がいいと言っていても、有事には闘うことを選択してしまう。平和のために闘うという思想は、もしかしたらオキシトシンが足りていないのではないでしょうか。大人になった私たちも、今こそ人を信頼すること、リラックスすること、オキシトシンが必要です。そのためには。ぜひクーネを使ったベビーマッサージやセルフマッサージをして、自分の体を大事にしてあげてください。できないことも良しとして、できる時にしてもらえたらいいなと思います。自分の中に平和を育てて、そこから周囲の人との平和の輪がだんだん大きくなっていけば、きっと世界の平和につながると思います。

Natural Therapy Kakara
クーネを使ったフェイシャルエステを行っています。精油をブレンドした椿油でオイルトリートメント→オイルorローションパック→クリームで仕上げという贅沢なコース。植物の力強さとやさしさをあわせもつクーネと心地よいタッチで、お肌も心も潤い全身リラックス。「エステを通してクーネを知ったり、世の中のことに意識が向いたり、生き方を考えるきっかけを創ることが、より良い未来につながっていると思います」と大山さん。店名の“kakara”とは、マオリ語で“香り”の意味。植物の香りと共に、人と人、社会、自然、天体、そして未来へのつながりを紡ごうと探求される大山さんのセラピー、ぜひ体験してみてください。
（JR静岡駅南口から徒歩10分ほど）