暮らすように働く 2022年7月
スタッフの一言
気になっていた映画を観に行きました。「PLAN75」は近未来の日本にこういうことが起こるかもしれないという恐い映画。急速に進む高齢化と少子化で若者にしわ寄せがいき、不満が爆発。長生きは社会の迷惑なのか?若者の夢を奪うのか?国は75歳以上の安楽死を合法化し支援する。すると、経済効果も現れ、さらに対象年齢を65歳まで引き下げようという案も浮上する。全く、有り得ない話でしょうか?一人世帯や身寄りのない人も増えています。年金支給開始年齢は遅くなるし、高齢者に働き場はなかなかない。血縁(けちえん)ではなく結縁(けちえん)。世代を超えて人と人のつながりを結び直す、市民による地域の受皿づくりが急がれるのではないでしょうか。(春代)
コロナの脅威がなくなったわけではありませんが、今年は、久々にネパール訪問をする予定です。カトマンズ近郊の養護施設、生産者、奨学生の皆さんと直接お会いすることも久々です。入荷の方は落ち着きをみせていて、順調です。季節にあわせて、紅茶、コーヒーも入荷、カカオも間もなく入荷します。円安の影響を大きく受けているので、そろそろ落ちついて欲しいところです(厳しい!)。今月は、養護施設の子どもたち支援の7月から12月の定例分を送ります。子どもたちは、元気に暮らしているとのことです。応援を日頃から有難うございます。(完二)
このお手紙を読まれる頃はどんな気候になっているか分かりませんが、書いている今、7月初めは早くに梅雨が明け、この時期とは思えない高温の日が続き、暑さに体が追いつかず、外を歩くだけで疲労困憊です。まだまだ夏は長いのにどうなることやら。こんな時はスパイス料理で栄養を摂りましょう!ネパールカレーのスパイスは、一パック使ってカレーにするのもいいですが、小瓶に入れて炒め物やスープにパパッと振って香り付けするのが最近のお気に入りです。一振りで香りが立って食欲増進です。(早苗)
夏カタログのナチュラルセラピーカカラさんの「触れることやリラックスすることを通して、一人一人の中に争いのない平和な社会が作れると思っています」という言葉は心に響き、お客様からもたくさんの共感の言葉を頂きました。そんな時に長くお世話になっている石川県のお店「al(のっぽくん内)」にお声がけ頂き、萌さんと、お客様にツバキオイルのハンドマッサージをさせて頂くことになりました。早速カカラさんのレクチャーを受け、事務所では春代さん、完二さん、早苗さんに練習台となってもらい、毎日のようにハンドマッサージ。する方も気持ちよく、癒しの時間となりました。そしてのっぽくんでは、素敵なスタッフの皆さまに迎えて頂き(ありがとうございました!)、お客様にドキドキのハンドマッサージ。カカラさんに教わったように、手のひらの広い面で、しっかりお肌に密着させることを意識しました。そして、自分自身がリラックスをすること。こんなにたくさんの人の手に触れたのは初めてですが、相手を信頼し、心を開き、自分をゆるめるその延長に、平和な社会があるんだろうなと思いました。恐怖や不安、憎しみではなく、愛や平穏な心で満たされた社会になるようにと心から願います。これからもハンドマッサージ続けていきたいので、練習台になってくださる方、大募集です(^^)(百合香)
◆alさんHPはこちらから! noppokun.co.jp
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みなさまのお手元に7月のお便りが届く頃には、参議院選挙の結果が出ていると思います。今回私は、人生で初めて期日前投票をして来ました。ただ良い社会にしたいだけ、生きにくいと思うときに、政治が私たちを助けてくれる存在になって欲しい、そのために「一票一揆〜!」と念を送りながら投じて来ました。ネパリの事務所には、2005年に映像文化協会さんがつくられた「命こそ宝 阿波根昌鴻から平和のメッセージ」というカレンダーが飾られています。(伊江島・ヌチドゥタカラの家の館長、謝花さんから春代さんが譲り受けたものなのですが、なんと今年と同じ暦だったのです…!)カレンダーには阿波根さんの大切な言葉と共に、世界や日本、沖縄の歴史の出来事が、1日1日の枠に書かれています。7月11日の枠には「2004年参議院選挙、沖縄選挙区で革新統一候補の糸数慶子氏初当選」と。おお、阿波根さんが、2022年の大事な参議院選挙に向けて私たちにメッセージをくれたんだと勝手に嬉しくなりました。私たち一人ひとりの狼煙、永田町に届きますように!(萌)
NEPALI BAZARO NEWS LETTER ネパリ・バザーロ通信 7月1日発行号