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暮らすように働く 2021年4月

スタッフの一言

の便りが聞かれます。コロナ禍で花見は避けるようにと呼びかけがされていますが、桜をわざわざ観に行くという感覚がありません。幸いなことにソメイヨシノは生活環境の中にあり、家を出れば観ることができるからです。直営店のある「あーすプラザ」の横の通り抜けの細道は、両側に並ぶ桜で見事な桜のトンネルになります。満開の頃には提灯も灯され夜桜が楽しめます。花見と言うと思いだされるのは沖縄島の本部半島で、連れて行っていただいた八重岳の約7千本と言われる寒緋桜の可憐で濃いピンクの花々と、散ると紫の絨毯のようになるカトマンズの王宮前通りのジャカランダ(和名・紫雲木)の花々です。和名のごとく紫の雲のような花が見たくて5月初めに行くように仕事の調整をしたことが何回かあります。沖縄の寒緋桜はまた観ることができても、カトマンズのジャカランダはもう観ることができないかもしれないと、また一つ年を取り感傷的になる今日こ
の頃です。 (春代)

ロナは、なかなか終息しないですね。輸入も影響を受けています。ネパールのみならずインドからも送る時間が大幅にかかっています。特に、様々な許認可が遅くなっている、手続きに時間がかかることも影響しています。ネパールへ事実上行ける状態にもなく、数十年の年月をかけて築いたネットワークを駆使しながら、フィールド調査や物作りを続けています。子ども達、奨学生のフォローアップも同様です。昨今のオンラインを通じた活動もできないかと試みましたが、回線の速度が大変遅いことなど整備環境も大きく違い、また、立場の違いもあり難しい側面がありますが、少しでも活用の幅を広げていく良い機会と思い、工夫しながら挑戦しています。子ども達の様子や、農民の暮らし等を新しい形でお伝えしたりできないかと思案中です。(完二)

客様からのご注文の出荷作業で商品棚からピッキングしながら、どんな方がこの服を着られるのかな?食材をどんな料理に使われるのかな?と勝手に想像を巡らせています。ホームページでネパリのアレンジレシピをご紹介していますが、スパイスをたくさん買ってくださっている方は、オリジナルレシピを楽しんでいらっしゃるのでしょうか。ハニーピーナッツやピクルス、くるみはどうやって召し上がっていらっしゃるのでしょうか。お聞かせいただけると嬉しいです。(早苗)

界経済フォーラムが公表した2021年の男女格差指数は、ネパールは114位、日本は120位(156ヵ国中)でした。“格差”なので単純な比較はできませんが、それでも衝撃ですし、そこから感じることとお伝えしたいことはあまりにも多くあるのですが、さらに世界全体で男女の完全平等を達成するには、135年かかるといわれていると知りショックでした。昨年の99年から、コロナ禍の1年で36年も伸びたそうです。コロナの影響は本当に深刻です。135年も先に延ばしては絶対にいけませんし、そもそも環境破壊により温暖化が進む地球の未来は、この10年が勝負だとききました。地球上に生きる生物が、共に分け合い豊かに生きる社会に舵を切るためには、これまで弱い立場を強いられてきたものたちの声なき声を政治や経済につなげることしかないと切に思います。もう後回しにはできません!私たちは、その想いを商品に込めて、一人でも多くの方に届けていきたいと思います。(百合香)

近、Podcastという音声配信コンテンツを聴くことが一つの愉しみになっています。ラジオで放送されている番組はもちろんのこと、一般の方も配信することができるので視聴するチャンネルを探すだけでも愉しいのが魅力の一つです。私が決まって聴く「認定NPO法人ほうぼくチャンネル」「せやろがいおじさんのコネラジ」「もしもし世界」などのチャンネルでは、社会的な大きな問題を、対談形式で日常の小さな小さな瞬間の問題にまで落とし込んでいくので、ニュースなどで報道として知る情報よりもとても聴きやすく、自然に頷いてしまったり、私もあの時加害者だったのかもしれない…などと、自然と私も会話に入っているかの様な感覚になれます。今の社会に色々と感じる事はありますが、誰とも共有出来ないでいると、自分の中で溜め込むだけの苦しい作業となってしまいます。やはり大切な人と会えるうちに会い、語り合う、それだけで救われたり楽になれるのが人間であるのだと改めて感じています。(萌)

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