ボタンのお話
マハグティから届く服に使われているボタンは
「Nepa Handicraft」という小さな工房から届いています。
自然界から頂いた水牛の角や骨を、一つひとつ丁寧に手作業で加工して作られたボタン。存在感を放ちながらも生地に馴染み、服を上品に仕上げてくれています。
さらにその物語を知ると、服を身にまとい、ボタンをつけたり外したりする度に、今までとはちょっと違う気持ちになることと思います。ネパールの小さな工房を覗いてみてください。
綿100%の保多織りの生地を使用した「保多織ベスト」。ボタンが全体を引き締めています。

沖縄のかりゆしウエア(2026 summer / coming soon ! )にもネパールのボタンを使用しています!写真は撮影のオフショット。

ボタンのお話
~A Journey of Tradition, Skill, and Progress~
ネパ・ハンディクラフトは、ネパールの伝統的な手工芸の技術を現代の市場と結びつけることを目指して2001年に設立されました。水牛の骨や角で作られた芸術的なボタンや木製の手工芸品を生産しています。これらの製品には、ネパールの伝統技術の豊かさと、職人たちの忍耐力、精密さ、創造性が反映されています。
設立当時の販路は地元のマーケットのみだったため大変厳しい経営状況でしたが、数年間の苦労の後、マハグティと出会い注文を受けられるようになりました。大きなターニングポイントでした。
マハグティは、若き日をマハトマ・ガンディーと過ごしたネパール人トゥルシ・メハール氏が設立したネパール最古のNGOです。貧しく、行き場のない女性たちが、その子どもたちと共に住みながら、機織りや糸紡ぎ、縫製などの技術を学び、仕事に就けるよう指導や支援を行ってきました。そこで織った布を服に仕立て、販売しているのが、マーケティングのNGOマハグティのワークショップです。
私たちネパリ・バザーロは1992年の創立直後にマハグティと出会い、それから30年以上共に物づくりをしてきました。中でも、綿など素材の栽培から、糸紡ぎ、染め、織り、裁断、縫製、ボタン作り、検品など、様々な仕事を生み出すことができる服作りに力を入れてきました。
マハグティからの継続的な注文のお陰で、ネパ・ハンディクラフトの事業は少しずつ安定してきました。厳しい生活を強いられていた7人のワーカーが、仕事を通して技術や知識を身に付け、製品の品質やデザインも向上してきました。
事業の成長に伴い、ワーカーの経済状況は改善されてきました。日常生活を安心して送ることができるようになり、教育や医療も受けられ生活の質が向上してきました。
ネパ・ハンディクラフトはビジネスを通して、地元の雇用創出、伝統的技術の継承、社会の経済的発展に寄与してきました。今後は、伝統と現代の革新との融合により存在感を増し、アイデンティティと遺産を維持していけるように前進し続けていきたいと考えています。
ネパ・ハンディクラフトで水牛の骨や角からボタンを加工する様子。

ボタンがマハグティに届き、一つひとつ服につけられます。ボタン一つにたくさんの人の手がかかっています。
