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2025年度産うん米の価格と収穫量についてのご案内

いつもご愛用くださっている皆さまへ

いつもご支援下さり、誠にありがとうございます。

2025年の胆沢平野は少雨の長期化という想定を超える異常気象で水不足となり、8月下旬には胆沢ダムの最低水位が更新され、生活用水優先のため農業用水の取水が停止となってしまいました。水を多く必要とする時期は終わったものの不安は拭えずにおりましたが、無事に実りの時期を迎え、いよいよ待ちに待った稲刈り!というタイミングで今度は降雨が続き、稲刈りが進まない日々でした。気候変動の影響も受け、自然と共にある農業の厳しさを突き付けられました。

さらに農家の方々を取り巻く環境の厳しさは増しており、国内の経済も低迷している中で心苦しいご案内となってしまうのですが、2025年度産の新米より下記の通り価格改定をさせて頂くこととなりました。

2025年度産うん米 1袋 4.5kg
7B0082-6 無農薬/7分づき米 5,720円 税込6,177円
7B0082-2 無農薬/玄米    5,200円 税込5,616円
7B0082-5 省農薬/7分づき米 4,950円 税込5,346円
7B0082-4 省農薬/玄米    4,500円 税込4,860円

2025年度産のJAの米の買い取り価格は昨年の6~8割高となりました。長年苦しい状況に耐えてきた農家さんにとって悲願ではありましたが、それでも生産に必要な資材や燃料、農機具コストや輸送運賃の高騰を加味すると農家さんが継続していくには困難な状況であることには変わりなく、生産者の減少に歯止めがかかる見込みはありません。また国産米の価格が上がることにより米離れが進み、今度は国産米余り、国産米の価格低下を招くのではないかとアグリ笹森さんは心配されています。

日本の農業や農村を守り、主食米の栽培を次世代に引き継ぐためには、国の農業政策が真っ当なものになるように世論を高めていくことと同時に、生産者と消費者が直接つながり、しっかりと信頼関係を構築することが大切だと改めて強く感じています。そのような状況は痛いほど理解され、長く支えて下さっている皆さまにご負担をお掛けしてしまうのは大変忍びないのですが、これからも引き続きご理解・ご協⼒を賜りますようお願い申し上げます

最後にお米の収穫量ですが、アグリ笹森さんのご努力のお陰でほんの少しですが昨年よりも多めに確保して頂けることになりました。そのため、若干数ではありますが単発でのご注文、新規で定期便を承れる状況となりました。こちらからご検討頂けましたら幸いです。

単発でのご注文はこちらから。
定期便はこちらから。

秋の実りと共に、皆さまが少しでもお元気に、穏やかに日々をお過ごし頂けますと嬉しく思います。これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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