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暮らすように働く 2022年1月

スタッフ一言

年が明けると直ぐ新型コロナのオミクロン株の感染が猛烈な勢いで拡大し、おめでたい気分は一気に吹き飛びました。ああぁ、またかぁ・・・ 政府は厳しい水際対策で侵入を1ヶ月近くくい止めたと言いますが、感染防止フリーパスの米軍基地を抱える沖縄県や山口県は基地からしみ出たウイルスで瞬く間に感染が広がりました。新型コロナ感染が始まってからの2年間で大きなダメージを受けた人々やお店、事業所などが昨秋からの小康状態で元気を取り戻しつつあったのに、またかと思うと、これまで耐えてきた我慢の糸が切れてしまうのではないかと不安になります。前首相は先ず自助、そして共助、それでだめなら公助と言われました。個人の努力、NPOなどボランティア団体の努力も限界に近づきつつある今、どんな公助を見せてくれるのでしょう。(春代)

新年あけまして、おめでとうございます。寒波のなかの寒いお正月でしたが、皆さまは如何でしたでしょうか。今年は、大晦日より雪で、元旦まで雪が降り続き、雪国を真似て、かまくらを造って遊びました。毎年ネパールで過ごしていた年末、年始でしたが、昨年、今年と日本でお正月を迎えました。テレビを見ていると、日中戦争から世界大戦、そして敗戦に至る特集番組を放映していました。多くの国民を巻き込み、多くの犠牲を出した戦争が何故起きたのか、を教えてくれるかのようでした。一人ひとりの人権が尊重される社会に一歩でも近づけるように、そして、子どもたちの個性がのびのびと育まれる社会であって欲しいと思います。今年一番のニュースは、シリンゲコーヒーが現地カトマンズに到着です!今年も小さな積み重ねをして参ります。(完二)

年末に沖縄に伺いました。伊江島のヌチドゥタカラの家にも愛楽園にも、何度伺っても新たな発見があり、自分の知識の浅さと物覚えの悪さに少々凹みながら、長くひたむきに孤独な闘いを続けていらっしゃる方々を思い、自分にできることを地道に取り組んでいかねばと改めて痛感する日々でした。地味でも地に足をつけて進んでいきたいと思います。(早苗)

年末年始の休暇は、春代さんから色々な本の話を聞きつつ、積読状態だった本をやっと読むことができました。『隔離を生きてハンセン病回復者の愛楽園ガイド(平良仁雄)』『生まれてはならない子として(宮里良子)』『語らなかった女たち引揚者・七十年の歩(鈴木政子)』『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち(上間陽子)』。どれも心の襞に触れる、魂の叫びが聴こえてくるような内容で衝撃を受けました。どれほどの困難の中生き抜かれてきたのだろう・・・しばらく反芻する中で、これは、どれも私の話なのではないか?という、今まで感じたことのない不思議な感覚がしました。恵まれた環境で生きてきた私がそのように感じるのは、おこがましいことかもしれません。でも、もし、私が戦時中に生きていたら?もし、満蒙開拓団の一員だったら?もし、暴力にさらされていたら?もし、恐れられている病気にかかったら?もし、もし・・・?そして、それらは
どれもこれから自分の身に起こるかもしれないことです。病気になったり、被災したり、人生何があるか分かりません。何があっても心配しないでいい社会にするために、今何をすべきなのか。問われていると思いました。ご自身の貴重な経験を身を切る想いで書いたり話をしたりしてくださった御本の方々との出会いに心から感謝して、共に生きる気持ちで、今年も1年過ごしたいと思います。(百合香)

年末の約1週間の沖縄訪問から戻り、今も心と頭が落ち着かない状態でいるような気がします。沖縄戦や米軍による強制土地接収、米軍統治下であった沖縄と日本国憲法下のヤマトの間でハンセン病患者とご家族の方々の奪われた人生、民意に反して米軍基地を押しつけ続ける中央政府と私たち。どれも歴史の教科書で学ぶことですが、沖縄に行くと、闘いは続いていること、そして誰がその闘いを押し付けているのかを毎回痛感しては、沖縄に暮らす方々の前で言葉が上手く出なくなってしまいます。ただ平和を願い想像するのではなく、戦争や様々な社会的圧力、排除、差別の構造を知り、無意識のうちに自らが加害側にならいように学びを深めたいです。(萌)