暮らすように働く 2022年2月
スタッフ一言
沖縄が日本に返還されて50年になる今年。沖縄の方たちの期待に応える50年だったのでしょうか。沖縄県最北端の辺戸岬に建つ「祖国復帰闘争碑」を、かつて一番近い日本だった与論島を正面に望みつつ読むと複雑な想いに駆られます。切なる願いだった「核抜き本土並」は破られ、平和憲法の下、2度と戦争をしない国になるんだ!という望みも危うくなり、返還50年を心から祝えるでしょうか。でも、本土のあちこちに米軍の求めるミサイル迎撃基地が造られようとしている今、“本土も沖縄並” は実現するかもしれません。(春代)
先月は、非営利活動の1年を振り返り、報告書を作成するという作業がありました。養護施設支援の始まりでもあり、次年度の学費納入期限が迫るなど、忙しい時期です。なんとか乗り切って2月を迎えました。感染の方は落ちついていたネパールも、日本の動きに同期するかのように、オミクロンの感染が広がっています。養護施設MSCC出身で、西ネパールで看護学校に通っているアシャさんも陽性で、隔離されてしまいました。そんななかコーヒー産地シリンゲの村では、シナモンを栽培したいという人が出て来ました。ネパール蜂蜜の産地ピュータンにも良質なシナモンがありますが、新しい挑戦は、ワクワクしますね。(完二)
反戦や平和について伝える施設や書物、テレビ番組で第二次世界大戦当時の一市民の生の声を見聞きすると、人が報道や公報や周囲の雰囲気で簡単に気持ちが流されていくのがわかり、現代を生きる自分たちもどこからどんな情報を入手し、それを自分自身がどう解釈するのか、とても大切で「怖い」ことだと実感します。私の両親はすでに他界しましたが、海軍兵学校に通っていたという父と、引揚港の街に住んでいた母は終戦当時は多感なる十代後半で、戦争をどう見ていたのか、戦後の生き方にどう影響したのか、生きているうちに聞いておくべきだったと後悔する昨今です。(早苗)
日々の暮らしの中で、「人に迷惑をかけないように」ということに、何だかモヤっと感じる日々だったのですが、たまたまSNSに流れてきた投稿に、思わず膝を打ちました。「日本の親は『人に迷惑をかけてはいけない』って教えるけど、インドの親は『お前は人に迷惑かけて生きているのだから、人のことも許してあげなさい』って教えるらしい」と。そう!それそれ!そうだよなぁ・・・と心がふ~っと軽くなりました。人への迷惑を忖度しすぎて窮屈な社会より、迷惑かけあって、許し合って、支え合う社会の方がいいなぁ・・・と思いました。ということで・・・皆さま、ご迷惑をおかけした際はどうかお許しください(*^^*)(百合香)
2月14日バレンタイン当日まで、渋谷・ヒカリエの催事でチョコレートを販売しています。久しぶりのイベントに緊張しながらも、東京のど真ん中で沖縄や福島の話ができる!と愉しみながら出店しています。新しいつながりにドキドキしながら、LISAチョコの美味しさから興味を持ってもらうのか!?いやいや、こだわりの原料と製造工程でお客さんを惹きつけるのだ、、、やっぱり沖縄や福島の話をするべきよ!と自分で一人てんやわんやしています。1つの商品で、これだけ伝えられることがあるのはとても有り難いことで、いくら時間があっても説明しきれない!と思ってしまいますが、ポイントを抑えながら説明する訓練が必要だと感じています。LISAチョコも含めて、皆さんがチョコレートを買われる時に、決定打!となるのはどんな要素なのか、とても知りたいです!!(萌)
秋に収穫した椿実を乾燥させ、生でしぼっています!とてもフルーティーな香りです。椿油を、ぜひお試し下さい!!