暮らすように働く 2021年11月
スタッフの一言
11月初旬、山葡萄の収穫が終わり、ワインやジュースを製造中の野田村に伺いました。今年は8月の長雨の影響で収量が半減した農家さんが多く、製品数減少の打撃を受けていました。そんな中で、お客様がとても楽しみにしてくださっているので減らせないと佐藤さんは頑張ってネパリ向けの山葡萄ジュースを昨年並に確保してくださいました。どんなに手を掛けても気候の影響が直撃する農産物は農家さん泣かせです。だからこそお客様の期待や喜びは継続する意欲につながります。架け橋となる私達の役割は大きく責任重大だと強く感じます。ぜひ、今年の佐藤さんのジュースの感想やご意見をお寄せください!(春代)
ネパールは、インドの影響を強く受けている国ですが、コロナ感染も同様。インドが落ちついて来たお陰か、ネパールも減り続けています。市民の間では、警戒の気持ちは幾分和らいでいるようです。とはいえ、とうとう、奨学金の現地コーディネーター(世話役)が感染してしまい、熱が上がり、味も感じない状態になり、これ以上悪化しないかハラハラしましたが、11月第一週ぐらいで状態も回復、安心しました。10月中旬から11月初旬にかけて、ネパールでは大きなお祭り、ダサインとティハールが続き、学校は、3週間ぐらいお休み。実家に帰ったり、養護施設の子どもたちは、お世話になっている学校の宿舎に寝泊まりして、久々にリラックスした時間を過ごしたようです。家族親戚のつながりからみると、身寄りがなく天涯孤独の子どもたちも、皆さんのご協力を得て昨年秋から看護学校に入り寮生活をしながら医療を学んでいます。唯一の親同様に思っていた当時理事長であったラムさんは、コロナであっという間にあの世に旅発ってしまったのが昨年の2月。わがままを言っていた子どもたちは、心細い気持ちながら学業を頑張っています。「無理なのは知っているけど、次は、ネパールにいつ来るの?」と度々聞かれています。「来年はいけると思っているんだ。頑張ってね。学費は心配ないよ。沢山の人が応援しているからね」というと、「私達は、皆さんが幸せでいることを願っています。いつか、お会いできますように!」と返事をくれました。多くの子ども達の気持ちです。(完二)
衆院選の投票率が期待ほど伸びず残念。若者への投票を促す動画で「分からないから他人が選べばいいというのは、明日のデートの服をお婆ちゃんに選んでもらうようなもの」と言っていて「上手いこと言うなぁ」。実際はゴリゴリに古臭いお爺ちゃんが決めた服ですけどね。デートでなくても納得のいく自分らしい服を自分で選びたい。分からなければお店を回ってみる、雑誌を見る、素敵な着こなしと思う人に訊いてみる、そして自分で選んだ服を着てみればさらに興味が湧く。有名店や流行の服が良いとは限らない。違ったと思ったら次に向けて研究を重ねる。来年は参院選。自分らしい服選び、したいですね。見つけられるかな、ネパリの服のような、人に優しく勇気をくれる候補者。(早苗)
冬カタログを発行し、ありがたいことにご注文をたくさん頂いています!本当に本当に皆さまに支えられています。ありがとうございます!!中でも特徴は、FAXやお電話、郵便が多いことなのではと思っています。SNSもネットも頑張らないと!!と思ってきましたが(それももちろん必要ですが)、今、はたと立ち止まり、これってすごいことなのではと思っています。今、全世界は急激なデジタル化が進んでいます。コロナ禍で加速したとも思います。“便利”であることと引き換えに、国家を超えて、世界の数社が支配する目に見えないデジタル網の中に私たちは生きています・・・。カタログを刷って、封入作業をして、お手元にお届けして、受け取られた皆さまが、文字を書いてご注文やご感想を送って下さり、そして、このお手紙と共に、商品をお届けして…このリアルに近い私たちのつながりは、これから絶対に残さなければならない大事なものだと改めて感じています。商品を作る過程も、お一人おひとりとの交流も、届ける過程も…不便なことの中に、守らなければならない大切なことがたくさんあるように思っています。(百合香)
先月に衆院選があり、今の私はちょっとしたお祭りが終わってしまった気持ちでいます。私が国内の政治に興味を持ったのは、2015年に設立された学生団体SEALs(元SASPL)がきっかけでした。同じ大学生が国会前で叫んでいる事に良い意味でショックを受け、その時に初めてデモに参加しました。勢いで行ってみたは良いものの、緊張と恥ずかしさで大きな声は出せず、小さな声でコールし、同世代の主張を聴きながら、「今まで私はなぜ国内に目を向けていなかったのだろう」と落ち込んだのを覚えています。そしてそのSEALsのメンバーで、沖縄出身の元山仁士郎さんが、2019年に辺野古県民投票運動を起こし、その民意が中央政権に踏みにじられた時、民主主義の危機をより本気で感じました。若者は政治に無関心、若者の投票率は低い、という世間の声は沢山耳にしますが、いつだって声をあげている若者がいるのは事実です。そしてその本気な姿に影響される人々も確実にいます。来年の参院選に向けて、私の周りでも仲間を増やせるように、コツコツ頑張りたいと思います!(萌)
「ヌチドゥタカラの家@沖縄県伊江島」を訪問しました。
ネパールから秋摘み紅茶が入荷しました!学生さんがボランティアに。助かりました!
「顔のみえる店~ FAIR TRADE 風”s@愛知県名古屋市 」を訪問しました。