1. ホーム
  2. > 特集
  3. > 暮らすように働く 2021年9月

暮らすように働く 2021年9月

スタッフの一言

アフガニスタンから米軍が撤退し、各国が自国民と協力者のアフガニスタン人、その家族の退避に動きました。大使館員は自国民と協力者を脱出させて最後に飛行機に乗り込み、大使は最後までビザを発給し続けた国もあったそうですが、日本大使館員は皆早々に脱出。邦人1人を退避させただけ。菅首相は作戦の成果を問う記者に「邦人保護が目的だったから(ひとり救出できて)良かった」と答え、作戦は成功だったという認識を示しました。日本大使館やJICAなどで日本人と共に働いた仲間であるアフガニスタン人とその家族は救出対象に入っていない?残されて生命の危険にさらされているというのに?そして、自分の政権延命のために最後まで悪あがきした挙句放り投げ、自民党議員は総裁選&衆院選で今や頭がいっぱい。コロナに感染しても医療を受けられず自宅で亡くなる方が増えているのに国会も開かず責任放棄。政局は混迷するほどメディアに注目されるので意外と票が取れそうという下馬評もあり、本当に情けない!昔、命令に背いてまで6000人もの人々に命のビザを発給した外交官が日本にもおられ、ビザを受けた人々とその国に長く感謝され称えられました。それが我が国の外交官の伝統となっていないことも残念です。(春代)

コロナ感染がデルタ株により拡大して、医療ひっ迫の状況にあります。厳しい状況にありますが、インドからカカオ豆が入って来ます。インドは、とても多くの方が感染して大変でしたが、現在落ち着いた様相を呈しています。この状況下、問題は、物流費の高騰です。一昨年と比べると3倍です。それだけ、物の動きも減少してもいます。時間もかかっています。ネパールでは、まだ、感染拡大が続いていますし、学校閉鎖やオンラインの導入もされていますし、次期入学に向けての動きは、いつも通りです。私たちも、奨学生を選ぶ作業に入っています。今年も、候補生が多く、限られた財源の中でどうするか、私たちにとっても大きな挑戦です。(完二)

ネパリのメンバーと、長野県の「戦没画学生慰霊美術館 無言館」と埼玉県の「原爆の図 丸木美術館」に行く機会がありました。丸木美術館は以前から気になっていたのですが、無言館は恥ずかしながら存在を知らず、でした。美術には疎い私ですが、「描く」ということが、胸にたぎる思いの表現として抑えることができない重要な手段であること、観る人の心に直接深く訴える強い力があることが、改めて胸に迫って感じられました。どちらも再び訪れて、時間をかけてまた浸ってみたい美術館です。(早苗)

朝晩ぐっと冷え込んできましたね。皆さま、お疲れたまっていませんか?8月9月と、歴史を振り返り、過去に向き合わなければならないことが多く、さらに毎日わーーっと入る情報に、頭も心も容量オーバーになりそう!知るべきこと、考えるべきこと、たくさんあってどれも大事なのですが、たまには色んなことからちょっと離れて、ふぅ~~っと一息、リラックスしましょうね!私はそんな時には、事務所の倉庫スペースへ。ネパールから可愛い商品たちがモリモリ届いています。特にフェルトの動物アイテムは、表情豊かで、思わずにやけてしまいます。商品に癒され、支えられてるな、と思います。感謝、感謝。様々な問題に向き合うためにも、自分自身が心地よい状態でいることは、とても大切なこと。た~っぷり甘やかしましょう。さて、冬物、どれを買おうかな?(^^)(百合香)

小学生ぶりに漫画を買いました。フォトジャーナリストの安田菜津紀さんがお勧めされていた「こころのナース夜野さん」という漫画です。患者さんを目の前にし、様々な感情と葛藤しながらも、人を否定することを一切せず、共感することからはじめようとする精神科ナースの夜野さんと、様々な理由で精神科にやってくる患者さんの物語です。登場人物がこれまで苦しんできた事がとてもやさしく書かれているのに、読んでいてなんだか自分が辛くなってしまうような、それでいて気づいた時には少し心が軽くなっている、そんな過不足のない漫画でした。お勧めです!!(萌)

秋カタログを発行しました!